北岳 @南アルプス 前編 [山登り]
今年のお盆休みは5連休でしたので山行北アルプスを考えました。
行くなら天候に恵まれた日と思い山岳天気予報をチェック
していましたがあの頃は九州地方が大雨の被害を受けていて
その余波で連日傘マークが続き結局お盆休みでの山行は
見送る事になってしまいました。
しかしその翌週は連日晴天が続き週末も降水確率がゼロに
近い状態です。
24日のお昼の時点では「行こうかな?」でしたが
夕方の頃には「仕事終わったら速攻で支度して出発だ」
に変わりました。
ザックに着替え防寒着、雨具、食料、カメラ詰め込み
22時に出発です。
日曜日の夕方には帰宅していたい為北アルプスはまたの機会とし、
今回は南アルプスの顔、国内標高第二位の北岳に決めました。
南アルプス周辺も一年を通してマイカー規制がある為
南アルプス市営芦安駐車場に車を駐めてバスまたは
乗り合いタクシーで北岳入口の広河原を目指します。
私の計画では新東名SAで仮眠して芦安駐車場にam6:00着。
片道1時間のバスに揺られ広河原に降り8:00にはスタートすれば
14:00に北岳山頂を踏めそのまま反対側から山を下りれば
尾根に立つ北岳山荘に15:00過ぎには到着できます。
そこで一泊すれば翌朝は標高第四位の間の岳(あいのだけ)
まで足を伸ばしてから帰路につく事ができます。
25日土曜日am7:00
予定ではバスで広河原に向かっている時間なのですが…
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
私は南アルプス市のエネオスGSで開店待ちしてました。
自宅出発時はガスメーターが半分の為「途中で入れればいいや」
と思っていましたが南アルプスに続く国道52号線には
24hのセルフとかはなくコンビニで尋ねるとこの一帯の開店は
だいたい8〜9:00とのこと…_| ̄|○
待つ事2時間…
大のつけ麺好きでもオープン前のシャッター待ちなどした事のない
ワタスの初の朝一開店特典はスタンド店長の「お気をつけて」の言葉
だけでした。
計画より2時間遅れの8:15芦安駐車場の中でも一番遠い
臨時駐車場に案内される。
そして広河原行きのバスは1時間以上待つと言う事なので
料金は同じ乗合タクシーで向かいます。
そして2時間以上遅れての9:30広河原に降り立ちました。
遠くには今日の目的地北岳がひょいっと頭を掲げてます。
カメラ部隊!
ZOOOOOOOOM!
いかにも夏山って感じですね。
広河原の出発はこのつり橋からです。
南アルプスの雪解け伏流水ですね。
登山道からは隣りの観音岳がひと際目立ちます。
「山と高原地図」では広河原~白根御池小屋が3時間との標記ですが
少々頑張って11:20に到着ヽ(^o^)丿
こちらのお水は南アルプス天然水のため無料です。
とっても冷たくおいしいお水です。
その後スタートの出遅れを挽回する為かなりのハイペースで上ります。
14:00 山頂手前の「肩の小屋」まで15分バックまで来ました。
北岳山頂はガスでおおわれてます。
このガスと時間を考え当日の北岳登頂は明日にして
「北岳肩の小屋」で一泊することにしました。
このガレ場を越えると…
14:10 ようやく「肩の小屋」が現れましす。
しかし見ての通り、ガスに覆われ見えるはずの北岳もマッちろです。
一泊二食7500円ですがワタスは朝食無しの一泊一食の6500円です。
テント場は一張り500円です。
雑魚寝となる部屋です。
この日は100名強の泊り客が3つの部屋に振り分けられます。
12畳ほどの部屋に男女関係なく22人ほどです。
壁の番号が各人の寝場所となります。
2畳に3人の割合かな?
夕食は約1時間毎に部屋単位で呼ばれます。
この日のメニューは白身魚の餡掛けムニエルって感じ。
ご飯とお味噌汁はお代わりおkですがワタスは奥歯なしのノツノツだから
おとなしく一膳で箸を置きます。
消灯は20:30!
小学校の修学旅行より早い就寝時間です。
しかし前日も慣れない車中泊で睡眠は1時間ちょっと。
おまけに今日のハイペースな登山で疲労マックスだから
バタンきゅうーと思いきや・・・
グーーーーー、ガーーーーー、グルルルルウーーーーー
周りのいびき大合唱で2時間寝たかなって状態でした。
ふと外に出てみると…
満点の星空ですよ~ヽ(^o^)丿
しかしワタスの腕では綺麗な星空をカメラに収める事ができませんでした…
この時点で4:05
日の出は5:05との事でしたからそのまま出発の支度をし
御来光を見る為に北岳登頂を開始しました。