行司さんって?知って得する情報~! [大相撲]
前回の記事で立行司「木村庄之助」さんの事に触れましたので
行司さんに着いて知っていると面白い話題を少々。
昔のバラエティ番組で「芸能人格付けチェック」なるものがあり
一流芸能人が一流品と二流品を見極めるのですが
失敗するとセットのランクが下がり最初の革張りのイスが
パイプイス→木箱→ゴザとなり最後には映す価値なしに…
実は行司の世界もまさにこんな感じで立行司を頂上にした
ピラミッド社会でそれが顕著に表れているのが行司の装束なんです。
基本は烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)と呼ばれる武家社会での
男性衣装を着用する所は材質に違いがあるものの共通なんですが
他の部分に格差があります。
まず足元。
立行司と三役格行司は白足袋で草履を履きます。
それ以下の幕内と十両格行司は白足袋だけで
幕下格以下の行司は素足となります。
幕下格の行司さん
また軍配に着いてる房の色も格によって色分けされてます。
立行司 木村庄之助 紫
立行司 式守伊之助 白紫
三役格行司 赤
幕内格付行司 白赤
十両格行司 白青
幕下格以下の行司 黒
その他では三役格以上だと腰に印籠とかぶら下げてますが
興味深いのは立行司だけが腰に差す短刀!
つい先日もどこかのクイズ番組の問題として
「この短刀の使い道は?」なる問題が出てました。
答え「立行司が判定を間違えた場合切腹する為」
選択問題で他の二つが違うから消去法でこれに残るのですが
切腹ってのはあくまでも一つの説であります。
神様への奉納相撲として発展した相撲が大衆興行として
武家社会で盛んになりましたがその当時行司に就いたのが
お侍さんであってその名残が短刀を差す理由ってのもあります。
しかしどちらにしろ立行司が判定を刺し違えるって事は
大問題であってその場合は進退伺いを提出する事になってます。
さて!本日、サッカー日本代表は来週の最終予選オーストラリア戦を前に
ブルガリアと親善試合です。
一時は強豪ヨーロッパチームでしたがいまは少々落ちているとはいえ
練習相手にはこの上ないってくらいです。
まあ頑張ってもらいたいのですが
今の私は大相撲五月場所で見る余裕がなかった
「2013 世界卓球」を録画再生中です。
新鮮な状態で見たいためあらゆる情報を遮断して
昨日が私にとっての世界卓球一日目です。
女子は残念な結果でしたが男子はすごい展開です!
ここここれは!日本卓球の歴史が変わるのでは( ゚Д゚)!!!!!!