今日は春場所千秋楽だよ [大相撲]
連日「大阪府立体育館」を賑わしてる大相撲三月場所
通称「春場所」も本日が千秋楽です。
本日「大入り」垂れ幕が下りれば今場所10日目となりますから
大阪人の熱狂ぶりがわかりますね。
まあ大阪営業部長でもある「貴乃花親方」の手腕もあるのでしょうね。
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さて、本場所の注目の一つに「遠藤」の上位への挑戦がありました。
本場所西の筆頭に地位を上げたからには前半戦は横綱、大関、関脇、小結
との総当たりが組まれます。
学生相撲からのスピード出世の遠藤がどこまで通用するかに世間は注目するなか
やはり序盤は黒星の連続でしたが大関稀勢の里に土を付けるとそこから
4連勝と白星を重ね連日館内は遠藤コールが沸き起こりました。
その後小結「松鳳山」にも土を付けましたが昨日の負けで
6勝8敗と負け越しを決めてしまいました。
今場所もしかして?と言う期待もありましたが
やはり方位の壁は予想以上に厚かったって事でしょうか?
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しかし何人もの解説者が言うように遠藤は「学習能力」が高く評価されます。
一度負けるとそれを復習し次回はその弱点を補うっといった所が見られますから
来場所の五月場所こそが遠藤の真価、進化の見せ処と思います。
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で、もう一つの話題が「綱取り場所」となる「大関鶴竜」です。
先場所は「隠岐の海」ただ一人に負けた14勝1敗の成績で
「本割」では「横綱白鵬」に土を付けて星をタイとしての
決定戦で負けた鶴竜。
今場所もし13勝以上での優勝なら横綱昇進もありえる状態です。
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【大相撲用語解説】 「横綱昇進」
横綱昇進の規定には二場所連続の幕内最高優勝もしくは
それに準ずる成績とあり先場所の準優勝がそれに準ずる成績に
なっている。
しかし「北尾」の様に優勝経験がなくとも横綱に昇進したケースがある。
私的には「準ずる成績」ってのは破棄すべきと思ってます。
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そして昨日の14日目が終わってみれば連日「琴奨菊」が横綱二人を破り
鶴竜までも白鵬に土を付け
3敗 日馬富士 豪栄道
2敗 白鵬
1敗 鶴竜
というまさに鶴竜が賜杯に手が届く絶好のチャンスです。
その鶴竜の千秋楽の相手は後半頑張っている琴奨菊です。
結びの一番前の勝負ですがもしここで鶴竜が勝てば
結びの横綱戦を前にして優勝が決定です。
横綱白鵬が逆転するには鶴竜が琴奨菊に負け
なおかつ日馬富士を破り2敗同士の決定戦に持ち込むしかありません。
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2013年五月場所での場所入り姿の鶴竜 撮影JUN
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モンゴル出身の鶴竜。
モンゴル相撲の経験者や家族に囲まれている周りのモンゴル出身
力士とは違い両親は大学の教授でアカデミックな家庭の出身であり
普通の人間でも強い力士になれることを証明したく相撲取になりたく
一度は相撲部屋の選考会に落ちたものの再度願いこんでどうにか入門に
至った鶴竜。
あまり喜怒哀楽をみせず至って冷静な表情ばかり見せる彼の相撲には
時として解説者からは「覇気がない!消極的だ」と苦言が多く
浴びせられた時もありましたが大関昇進以降は大分安定した
取り組みが多くなった鶴竜。
そんな彼の昨日の横綱戦は普段とは一変した荒々しい攻めの攻防で
横綱を寄り切った際には自然と拍手してしまいました。
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今日の大一番!大阪府立体育館には大きなどよめきが起こりそうww
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今日のおまけは去年の五月場所初日で撮影した「弓取り式」です。
日馬富士と同じ「伊勢ケ濵部屋」所属の「聡の富士」による舞です。
基本的にこれを務めるのは幕下力士ですが
この時だけは大銀杏が結え化粧まわしをすることを許されます。
勝った力士の代わりに弓取りをする為
東の力士が勝てば東側から西の力士が勝てば西側から土俵に上がります。
さーて今日は板橋ctyですがすでにゴールされてますかな?
みなさん頑張ってくださいね。
私は近場でチャチャッと走って夕方の千秋楽を楽しもうと思います。
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3月21日の走行距離 10km
3月22日の走行距離 6km