今日の森永賞は? [大相撲]
大相撲初場所は今日が十四日目で明日が千秋楽です。
今場所の話題は「稀勢の里」の綱取りに集中してましたが
初日の黒星に日本中からため息が漏れる展開となりました。
それでも後に夢を託す相撲ファンでしたがその後も巻き返す事が出来ず
十三日終わって6敗のキセノン・・・勝ち越しすら危ない状況です。
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そんな中で注目を集めてるのが史上最速3場所で入幕し
今場所が3場所目の「遠藤」クン
こちらは連日ファンの期待に応える活躍ですでに勝ち越してますが
昨日の「琴欧洲」戦で星を二ケタ10勝の伸ばし
それは琴欧洲へ「帰り大関」失敗の印籠を渡す形になりました。
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【大相撲用語解説】「帰り大関」
大関には他の関取にはない優遇があります。
相撲の番付は勝ち越せば次の場所は地位が上がり
負け越せば下がるものですが
大関に関しては一度の負け越しでは大関から陥落することはなく
それが二場所連続だと下位に落ちます。
そして下位に落ちたとしてもその落ちた場所で二ケタ勝利すれば
次の場所で再び大関に復帰できる権利があります。
(通常大関に昇進するには連続した3場所で合計約32勝以上が必要)
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そんな遠藤と同じく連日国技館を沸かしている力士がいます。
今場所36場所ぶりの6年のブランクを経て幕内復帰している「里山」です。
番付も幕内の中で最下位の西前頭十六枚目ですから
土俵入りでは先頭に立ちます。
ケガで泣いたこの6年の間は幕下にも転落してのカムバックですから
相当の苦労人なんでしょうね。
身長も180cmはなくて小柄な体躯ですが大柄な相手の懐に入るというより
もぐりこんで頭を相手に押し付けてひねり倒すといった取り組みで
昨日の時点で7勝6敗の好成績で勝ち越しまであと一つです。
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そんな彼の相撲勘のいい取り組みが一昨年の十二日目の対「栃の若」戦でした。
ショウちゃん事「木村庄太郎」の仕切りです。
立ち合いと同時に今回も上背のある栃の若の懐にもぐる里山!
そうはさせじと力で押し出そうとする栃の若!
土俵際に動きながらくるっと里山が栃の若の手の下をくぐって・・・
うでを捻りながら・・・
里山!栃の若を投げに決めます!
実況はこの時「かいなひねり」か?と発言してます。
ちなみに「かいな」とは腕のことです。
栃の若は腹から地面に叩きつけられ館内の里山ファンの大歓声!
そこへ館内アナウンスが・・・
「ただいまの決まり手、一本ぜおい 一本ぜおいで里山の勝ち」
これにはさきほどの歓声以上の大きなどよめきが沸き上がりました。
なんせ聞けば3年ぶりの大技ですって。
柔道と同じ一本背負いを土俵で決めるなんてスゴイの一言!
違う角度のカメラから見ると肩ごしに確かに背負ってますね。
まあ柔道の試合なら有効が精いっぱいでしょうが
勝ちは勝ちです。
お見事でした里山!
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そんな里山と今日対戦するのはなんと遠藤です。
今場所の話題中の話題の両者が対戦!
それも平幕同志の対戦ですがこの日一番の取り組みとなるでしょう。
ちなみに現幕内で四股名を付けず本名を使用しているのもこの2人だけです。
そして連日「森永賞」は結びの横綱戦に上がってますが
この取り組みに上がれば余計wktkですね(^_-)-☆
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【大相撲用語解説】「森永賞」
こちらは過去記事 「森永賞」をご参照してください。
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1月19日の走行距離 10km
1月20日の走行距離 5km
1月24日の走行距離 6km