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ウルトラマラソン初参戦@野辺山 [野辺山ウルトラマラソン]

ソネブロのお仲間には100km160kmはたまたは400kmなどという

ウルトラマラソンに涼しい顔して参戦している変態枠の方々がいらっしゃいますが

私には無縁のレースと思ってましたが何の拍子か去年の暮れに

ウルトラの中でも過酷と言われる「野辺山ウルトラマラソン」に

エントリーしてしまいました。

半年後と思ってましたが5月22日の日程はあっという間に来ました。

まあ距離踏めばいいってものではありませんが

「走った距離は裏切らない」って事で

4月は290kmそして5月は18日までで200kmと

約50日で500kmに迫る走行距離を重ねました。

そして前日までの3日間は足を温存させて前泊する土曜日は

出発前に今年お世話になっている元住吉の人気店「豚星。」さんへ

レースエネチャージしました。

このweek限定メニューとなっている「しお」700円のつけ麺(+100円)

土曜仕事は休みにしてあったから開店前に並びましたが21番目でして

提供は3ロット目で40分後となりました。

しかし並んだ甲斐がありました!

「しお」というと鶏ガラベースのお店が多い中

こちらは動物系の出汁に柑橘系の酸味が入っている様で

さわやかなんですよ!爽快感がある出汁!

これにビシッと水で〆られた太麺が合う!

豚(チャーシュー)はいつもと同じなんでしょうが

これ食べて気が付きました。

「この店の豚は塩との相性が一番だ」って事に。

もう一心不乱に喰い尽くしてしまいました。

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これ食べたらもう思い残す事はありません。

あとは野辺山ウルトラ会場に逝くだけです(^_-)-☆

土曜の昼過ぎにしては高速の下りもスムーズでしたが

さすがに長野の真中までは3時間ほどかかってしまい

前日受付終了の午後5時を30分前に到着。

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会場ではソネブロ変態枠のharleyさんとMr45さんが

待っていてくれました。

久々にお会いする面々と記念撮影したりで盛り上がった後に

各々の宿泊場所へ解散。

私はとりあえず周辺をドライブがてら散策しました。

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私あまり知らなかったのですが野辺山って色々見所があるんですね。

このパラボラアンテナは「宇宙電波観測所」いわゆる天文台なんですね。

見学は午後5時で終了してる為近くに寄る事はできませんでした。

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そしてこの野辺山のJRの駅はJRの中で国内最高標なんですね。

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で、こちらの踏切の辺りが軌道としてのJR国内最高地点ですって。

こうも最高地点が多いと自ずと明日のレースの過酷さがジワリジワリ

身に染みてくる感じになります。

さきほどから「野辺山ウルトラマラソン」と記してますが

正式名称は「星の郷 八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」

でありましてこの一帯は星が綺麗に見れる事として観光の目玉に

してるとの事。

というわけで私が車中泊した指定のグランド駐車場から見上げた夜空です。

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この日はほぼ満月の月齢でとても月明かりがまぶしく普段見える星が

見えてない感じでしたがそれでも降る様な星空でした。

車中泊は腰に悪影響を及ぼすから気が引けます。

おまけに慣れない為なかなか熟睡できずにスタート5時の2時間前に起床。

外は予報通りのいいお天気の雰囲気です。

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気がかりは気温ですね。

スタート時は気温は一ケタですが日中は25度以上はありそう。

こういう温度差が激しく高地ランだとウェアーに悩みます。

当初は寒さ対策にアームカバーすればいいかな?って思ってましたが

朝の冷え込みからファイントラックの長袖を着込んでその上に

Tシャツとして下はハーフパンツにふくらはぎにゲイターです。

出走40分間に会場に入ると人一杯!

こんな状態でもMr45さんが私を見つけてくれました。

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Mr45さんharleyさんは今回が3度目のエントリーでよかったかな?

共に100kmの部です。

大会名にはウルトラ100kmマラソンとありますがカテゴリーは

「100kmの部」「71kmの部」「42kmの部」

と別れてます。ちなみに体重の事ではないYO!

中でも人気なのが「100kmの部」でして今回のエントリーが

男子2,358人女子385人の計2,743人

一方「71kmの部」となると男子193人女子105人の計298人でして

これは「42kmの部」より15名ほど少ない状況でした。

まあウルトラ初参戦だから「いいんです!」

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100kmと71kmの違いは71kmの関門のあとの30kmですが

コース一番と思われる急な登りが待ち構えていることですね。

15分前となりスタートラインに並びます。

この大会は3カテゴリー同時スタートですからMr45さんと並びながら

harleyさんを待ちますがどうやらまだシャトルバスに並んでる!

とメッセンジャーが届きますww

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同時にソネブロ女子liangさん発見ww

お友達のはっちゃんさんとは館山以来の再会でしたが

覚えてくれてたかな?

とりあえず4人でスタート前の記念写真とっていざスタート(^^)/

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朝日を浴びる八ヶ岳を見ながらゆっくりスタートです。

とにかく前半は足温存で㌔7分オーバーです。

スタートの標高がすでに1300m超えですからほぼ高地トレですね。

100m毎に気温は0.6度下がりますからこの時点で下界と8度

ほど低いってことでラングローブ用意してきて正解でした。

グローブしてても指先の感覚が無い感じです。

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しばらく走ると天文台のアンテナ群が見えてきました。

うーーんコースからもいいアングル狙えませんね(-_-;)

5kmほど進むと未舗装路の樹林帯となります。

このあたりから徐々に傾斜が付いてきます。

お!そうだそうだ!このトレイルに入る手前で後ろから

「Mr45さん!」と声を掛ける人。

誰かと思えばharleyさんでした。

何とか間に合ったのね。

しかしこの辺りからはあまりおしゃべりするより走りに集中でした。

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この辺りはとにかく走る走る。

この後「歩かなきゃいけない場所」があるからここは頑張るって感じ。

35kmのエイド「稲子湯」【4:24:14】

コース上には計3つの温泉施設があってエントリーランナーは

自由に入れるそうです。

そして驚くのがエイドの充実さです。

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「おむすび」ありーの

バナナ、梅干し、お菓子、飲み物も水ヴァームは元よりコーラ、ココア

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私は狙っていた「お汁粉」を5人ほど並んでいただきました。

レースにあたって一番注意したのがガス切れにならない事。

71km走るって事は単純に体重×71km=4000kcal消費です。

しかし体内には2000kcalほどしか貯蓄できてないから

いかにエイドと手持ちのエナジー系食材で補てんするかって事で

今回はほぼすべてのエイドでつまみ食いさせていただきました。

しかし!一番楽しみにしていたイチゴエイドをスルーした事に気が付いたのは

レース終了後でした。

harleyさんの様に手のひらにゴロゴロっとイチゴのせて

写真撮りたかったww

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第2関門となる42km「八峰の湯」【5:01:50】

ここのエイドの人の多さには驚きました。

私よく知りませんが観光スポットでもあるのかな?

ここまではかなりの距離の下りでして1908mの最高地点から

一気に1000mほど下ってきてました。

この大会に臨むにあたってガス欠ともう一つ注意したのが

足ツリの痙攣です。

1月と3月のフルマラソンでも後半35km過ぎに肉離れ警告の

刺すような痛みが走ったり足がツル寸前ってのがありました。

色々調べた結果水分不足が引き金になるって事で

前日から水分は「経口補水液」を飲みレース中のエイドでも

持参したパウダーで経口補水液を作りました。

それと下りで足をつぶさないように膝へのテーピングしてもらた事と

BCAAも摂ったのも良かったかな?

結果「キタタン」では終盤アシをつぶして下りが全く機能しなかったけど

今回は「このスピードやばくない?」って感じる下りでも

ダメージは感じられませんでした。

42kmのエイドでは事前に着替えや補給食を詰めたバッグを

ドロップしておけます。

ここまでの暑さでTシャツは汗が結晶化して白く粉となってますが

着替えてもすぐに同じ結果と思い補給食を補充して

キャップをサンバイザーに代えるだけで出発です。

このエイド以降では寄る所よる所で頭から水をかけてもらいました。

もうそれだけ気温が上昇していてエイドが約5km間隔であるのですが

その距離が遠く感じます。

このころになるとチョットした傾斜でも歩きに徹してしまいます。

中盤まで余裕で下りを攻めてきたツケが回って来た感があり

下りなのに歩きを入れてしまいます。

そして71km部のゴールがやっと目に入ってきました。

ここもすごい熱気です。

1時間ほど前から時計とにらめっこして何とか9時間ギリをと

狙ってましたが・・・

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ギリギリセーフの8時間55分42秒でした。

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ここも盛況なエイドでしてこの日何度かスルーしてきたお蕎麦を

初めて口にすることができました。

後半の登りが歩き一辺倒になってしまったのは今後の課題ですね。

ん?今後あるのかな?

でも100kmの部の方々はここからまだ30kmあり

そこにはコースで一番キツイ馬越峠なるものもあります。

今回は71kmの部ってことで一番のキツサは味わっていないのですが

それでもこのレースの過酷さは十分味わえた感じです。

鉄人の皆さまお疲れさまでした。

そしてエイド並びに運営の方々の応援ならびにサポート

ありがとうございました。

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