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七月場所 私的まとめ [大相撲]

 

昨日の21日は大相撲名古屋場所の千秋楽でした。

場所中は必ず途中経過とかを記事にしてきてましたが

今場所は前半戦経過したあたりで今場所への熱が覚めてしまいました。

 

今回の話題はやはり綱取りの「稀勢の里」の活躍です。

私的には優勝あっての横綱昇進しかありえないって考えですが

先場所の様な活躍を期待したのに…

 

三日目で土が付き五日目には「千代大龍」に場所前の稽古と

同じ負けパターンで土をつけられてしまいます。

贔屓の「豪栄道」「妙義龍」「松鳳山」もイマイチ調子が

上がらない中、横綱「白鵬」の連勝記録が伸びるだけ…

 

さすがの私も意気消沈で日々の取り組みを倍速再生で流します。

 

そして十四日目の「白鵬」は44連勝目をかけての相手は「稀勢の里」

「白鵬」の連勝記録は伝説の横綱「双葉山」の69連勝に次ぐ63連勝

ですが63でその連勝を止めたのが「稀勢の里」でした。

そ、そ、そして今回!

な、な、なんとまたしても「稀勢の里」が「白鵬」を押し出して

連勝を止めてしまいました!

 

ここ一年は白鵬に負けっぱなしでしたが「天敵稀勢の里!ここにあり!」

って一番でした。

白鵬に負けていたら4敗をきっする所でしたからこれは来場所の

綱取りに繋がる事になるって実況や解説者はテンアゲMAXです。

 

し か し・・・

千秋楽の「琴奨菊」戦… 一気に寄り切られて4敗のキセリン…

NHK藤井アナと解説 北の富士勝昭の名コンビも

お通夜状態になってしまいました(´・ω・`)   

 

横綱に求められるものとして「心 ・技 ・体」の言葉が使われます。

体力、技術は優れていますが精神的な弱さが時々顔を出す「稀勢の里」

 

来場所はまた一から出直しの綱取りに挑戦してもらいたいです。

 

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そんな幕内に対して今回は十両の方が楽しい場所でした。

十両土俵入りも幕内以上に歓声が大きく感じました。

そしてその十両の台風の目は今年日大から幕下付け出しで

角界デビューした「遠藤」です。

 

【大相撲用語解説】 「幕下付け出し」

大学タイトルまたは高校タイトルで優勝したものは

一年以内なら部屋に所属して角界デビューできます。

通常一番下位の「序の口」から上り始めるのに対し

いきなり十両下の幕下からデビューできます。

 

遠藤はデビューの春場所次の夏場所を5勝2敗で勝ち越し

今場所が新十両でしたがあっぱれの14勝1敗で優勝を手にしました。

見ていてとにかく相撲がキレイなんです。

そして身体が柔らかく足腰も安定してますし

来場所新入幕もほぼ確定なのでは?

その場合は三場所での新入幕という事でこれまた

ビッグニュースとなる事でしょう。

 

この「遠藤」の活躍で影が薄くなってしまった

エジプト出身の「大砂嵐」ですがこちらもあっぱれの

二桁!10勝を上げてましたから早々に新入幕が期待できます。

 

ここ最近の幕内は同じメンツに慣れてきてますので来場所あたりは

新入幕の若手に旋風を巻き起こしてもらいたいですね。

 

 

 

【おまけ!  今場所の一番!】

 

千秋楽十五日目の十両「隆の山」VS幕下「琴国」

「チェコの山」こと「隆の山」はチェコ出身の体重97kgと

軽量のそっぷ型力士です。

その細い体でありながら本人の倍以上の200k級の力士を相手にする

「隆の山」は幕内と十両を行ったり来たりでしたがここ最近は十両に

定着してしまっています。

しかし十両でも相変わらずの人気ぶりで館内を沸かす相撲を見せます。

 

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立つと同時に右上手の「隆の山」

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しかし「琴国」は両手二本を刺して俄然有利に見えましたが・・・

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「隆の山」左からこてに振って足を掛けての・・・

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伝家の宝刀!掛け投げです!(^O^)/ 

 

右足一本に自分の体重と相手の体重が乗るわけですから

日々のトレーニングの賜物ですね。

 

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今場所は7勝8敗と負け越しの結果となりましたが

いつ見ても楽しい相撲を見せてくれる「隆の山」ですた。 

 

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平成25年七月場所

【幕内優勝】 白鵬 (26回目)

【殊勲賞】   高安  ( 初 )

【敢闘賞】  無し

【技能賞】  無し

 

【十両優勝】  遠藤( 初 )


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