スタッフ募集 一気に稼げます 素人歓迎 [小説]
犯人「井上」が思いつきで携帯ネットに上げた求人広告。
その広告で仲間となった「吉田」と行き当たりばったりで
田舎のATM襲撃に失敗すると勢いでコンビニ強盗を
2件発生させ次に歯科医師宅へ空き巣に入る。
すると不在の筈の住人がそこにいて彼らは一気に
一家四人殺人強盗犯と化してゆく…
「冷血」高村 薫 / 著 上・下巻 各1680円
ここまで読むと「世田谷一家四人殺人」を思い出されますが
事件と違うのは本書の犯人が数ヶ月後にあっけなく捕まるところ。
ここまでが上巻で下巻は彼らの取り調べの様子と裁判の進行であり
文章はあたかも警察の調書そして裁判記録を読んでいる様で
とにかく題材もさることながら疲れる!読みづらいってのが
第一感想となってしまいました。
混沌とした世界感、穴の空いた昏い犯人のココロの描写は
さすが高村作品!と言いたいところですが
私ではまだまだ読解力が足りませんね。
ただし、この作品をもう一度読み返すのは心労です。
高村作品は単行本から文庫本になる時はかなりの加筆を
する事で有名です。
「マークスの山」にしても全く違うエンディングには驚き
それはあたかも違う作品かと思わせるほどでしたから
今回の作品が文庫本化された時にもう一度読み返すのもいいかな?
ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)ノ ヽ(^。^)ノ
皆様!先日の私の体調不良に関してたくさんのお見舞いや助言
をいただきありがとうございました!
一昨日の10日に早退して地元の内科に通院し
レントゲン撮影してもらいました。
一時は肺の疾患か?などと危惧してましたが内臓異常は
観察されず神経痛の類いとの事でした。
私的にはホッとする反面
「これが神経痛の痛み?」って感じでしたが今朝起きると
大分楽になってきました。
今回の様に呼吸するのも難儀するなんて初めてで
チョット心配してしまいましたが大事に至らず良かったです。
本当にご心配いただきありがとうございました。