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日本の楯(たて) その1 [海上自衛隊]

6年ほど前に読んだ「亡国のイージス」 福井晴敏 著

内容は海上自衛隊の護衛艦が反逆者に奪われ

それを数名の乗組員が取り戻すアクション小説。

いくつかの大賞を受賞し大ヒットした作品です。

 

内容もさることながら作中に出てきて本のタイトルにも

なっている論文「亡国のイージス」のくだりには

頭をハンマーで殴られた様な感覚を今でも覚えてます。

論文は国家を憂い日本の行く先を案じている内容で

引用すると

「国力とは財力や軍事力ではなく、国民が祖国に抱く愛国心」

「今の日本には愛国心も、国家の意思と呼べるものも無い」

そのため防衛の要である護衛艦は守るべき物を亡くしている…

今読み返しても考えさせられる文章です。

 

ちなみに「イージス」とはギリシャ神話で神ゼウスが娘に与えた

楯(アイギス)の英語読み。

その楯はあらゆる邪悪を追い払うといわれました。

 

そしてこの作品の舞台となる護衛艦が

イージスシステム搭載のイージス艦なんです。

 

イージスシステムとは?

簡単にいえばアメリカ開発の防御システムのソフトです。

その威力は…

たとえば自分のまわりにハエが120匹飛んでいたとすると

一瞬のうちにその120匹のあらゆる情報を探知し

その中でも最強のターゲット12匹を絞りだし同時交戦が可能。

それらをすべてコンピューターが瞬時に判断しアクションを起こします。

 

イージスシステム搭載の護衛艦のレーダーには360度死角はなく

攻撃範囲も対空、対艦、対潜でこちらも上下左右360度死角はありません。

 

この作品を呼んだだけでイージスシステムがより理解でき

以来護衛艦にも興味を持ち一度直接見たいと思ってました。

 

そして梅雨入りしたばかりなのに晴れ渡った6月10日の日曜日

やっとご対面できました。

というより乗ってきましたよ~ヽ(^o^)丿

 

こんごう型護衛艦2番艦「きりしま」です!

 

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この日、海上自衛隊 横須賀地方隊において護衛艦、哨戒機の

一般公開がありました。

私のお目当てはもちろんイージスシステム搭載の護衛艦「きりしま」です。

横須賀フェスタの催し物の一つでもあり基地内は多くの人で賑わってます。

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そして皆さんのお目当ても護衛艦ですから「きりしま」には長い行列です。

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船室内には立ち入る事は出来ず甲板上からしか見学はできませんでしたが

対戦装備は間近で見る事ができました。

 

詳しい装備の説明は次回「その2」で…

 

ところで夕べはサッカーW杯アジア最終予選のオーストラリア戦でしたが

1対1のドローでした。

録画で観戦となりましたが…(´・ω・`)   

かなり日本おされてましたね。

審判のジャッジもかなり?マークでしたが

決定力が全く発揮されてません。

エースにボールを集めるってのは分かりますが

もう少し「俺がいったるぜェ!」と言うアグレッシブなプレイが見たいです。

ちょっとエースに気を使い過ぎって感じです。

その点、ラスト5分で投入された清武クンは短い時間ながら

果敢にゴールを取りに行ってましたね。

アウェイで勝ち点1に甘える事なく今後の躍進に期待ですね。

 

6月12日の走行距離   10km

6月12日の月間走行距離   97km

 

 

 


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