大伴克洋GENGA展 レポ [ひとり言]
ジャンプやマガジンなどの週刊漫画雑誌を
常習化して購読した事がないワタスですが
幼少の頃は大の漫画好きで単行本をコレクションとしていました。
お気に入りの全巻コレクションが、
石ノ森章太郎「サイボーグ009」
川崎のぼる「荒野の少年イサム」
小林まこと「1・2の三四郎」
ちばてつや「あしたのジョー」「おれはは鉄兵」
松本零士「男おいどん」「コクピットシリーズ」
そんなワタスが20代の頃出会ったのが大友克洋さんの作品でした。
代表作の「AKIRA」「童夢」もコレクションしてましたが
大学時代以降の度重なる引越しでこれらコレクションは
消滅してしまいました。
しかし、その難をまぬがれた大友作品が下の3冊です。
これらは30年以上前の大友さんの初期の傑作集です。
作風は手塚治虫や石ノ森章太郎とはかけ離れた
いわゆる写実的なタッチが人気を呼び
後のアニメや映画に大きな影響を与えてます。
その大友克洋さんは先の大震災の被災地でもある宮城県の出身で
震災後、復興支援の為に何ができるかと自問し
「自分の出来る事は原画を出す事しかない。
現在の私が最高と思えるものを提示する
それこそが、今の私に出来る漫画家としての最大の仕事であり、
私なりの復興支援になる。」
という理念のもと4月9日から5月30日まで
「大友克洋GENGA展」が開催されています。
そんな大友ファンであるワタスは先に紹介したように
5月6日の日曜日10:30にこの展示会ご訪問ですヽ(^o^)丿
館内の展示ブースには「AKIRA」の全作品の原画が陳列されていました。
壁には私が紹介した30年以上前の原画から
最近のアニメのセル画がところ狭しと並べられていました。
ワタスのコレクションの単行本は黄ばんでしまっているのに
原画は当時の白さそのままって感じです。
館内の展示ブースはすべて写真撮影禁止です。
そして最後のブースには
今回のもう一つの目玉、「AKIRA」で登場する
金田バイクです。(このブースは撮影可)
このバイクは福岡の方が7年の歳月で製作されたそうで
ぬわんと!公道走行可でナンバーがついてます。
みなさん、これにまたがっての記念撮影でした。
(下に動画を貼っておきますが、若干小さいのは車検の関係?)
もう一つの記念撮影スポットが…
「童夢」のサイコキネッシスで壁が凹むシーン。
ここでも皆さん記念撮影。
落書きボードには大友先生のサインが…
スラムダンクの井上さんもお見えになったようです。
以下は「GENGA展」のおみやげ。
館内で流れているBGMのCD ¥1000
ポストカード10枚入り ¥1200
今回の売り上げの1/3が復興支援にまわされます。
入場は完全予約制で公式HPから購入ができます。