ちはや @横浜新港ふ頭 [海上自衛隊]
本日10月18日は海上自衛隊の3年に一度の「観艦式」です。
観艦式とは陸自の「総合火力演習」の海上版と言えばいいのかな?
海自の装備、訓練行動を観閲側に披露することで
その主賓は内閣総理大臣であります。
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今回惜しくも落選ではなく応募すら出来なかった私は
先週に引き続き一般公開の見学でそのウサバラシです。
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今回も観艦式で出港する各ふ頭、基地で多くの艦の
一般公開がありましたが私のお目当ては
「潜水艦救難艦 ちはや」です。
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潜水艦救難艦って?思われる方が多いと思います。
下の写真は2012年の観艦式に乗艦できた私が
「イージス艦あたご」から撮影した「ちはや」です。
目を見張るのは艦の中央に装備されているまあるいカプセルですね。
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正式にはムーンプールと言う艦の中央ドッグにあるのは
「深海救難艇」でありすなわちこの艦はトラブルや事故等で
動けなくなった潜水艦を救助するための艦であります。
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この他人の為に尽くす立場の艦に一目会いたくて
昨日の仕事終わりに横浜新港まで初訪問です。
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一般公開受付終了の10分前にギリ到着でした
お隣の艦は「訓練艦くろべ」です。
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この日一日艦長だった元陸自女子の「福島和可菜」さん。
元気あって好感度ありますね。
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10分前に到着したからすでにガラガラと思ったらすごい行列です。
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「深海救難艇」正式名称はDSRVで電気モーターです。
一度に救助できる人数は12人です。
潜水艦には通常80人ほどの乗り組み員がいる為
全員救出するには7回も潜水しなければならず
その為3チームのクルーが交代で24時間救出できる体制を
とっているそうです。
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でかいです!
川崎重工が製造元です。
三菱重工製の「しんかい6500」より二回りは大きいイメージ。
しんかいは潜航深度15000Mですがこちらの救難艇は
極秘事項で教えてくれませんでした。
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ブリッジに上がる行列でいつの間にか日没を迎え
艦橋に上がった頃には綺麗な夜景に目が移ります。
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迎撃能力もない為いたってシンプルな艦橋です。
しかし救難艦で有る為医療機器も充実しているとの事で
黒子に徹するってイメージでそこがまたカッコいいですね。
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艦を後にする際にはクルーがお客全員に「敬礼」して見送ってくれてます。
私は「明日の本番頑張ってください」と声を掛けると
皆さん笑顔で答えてくださいました。
ちなみに本番の様子はネット配信されます。
(録画視聴の可否は不明です。スミマセン)
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2015/index.html
深度15000mで救助というのは
想像もつきません。
by がんてつ (2015-10-19 22:23)
ランナーの和可菜ちゃんだったんですね。
たしか、横浜マラソン一緒に走ったと思います。
by harley (2015-10-21 10:14)
福島さんの笑顔がステキー(≧∇≦)
by よーちゃん (2015-10-22 08:28)
> がんてつ さんnice&コメントありがとうございます!
深度15000は「しんかい6500」の数字で
ちはやの救難艇の限界深度は国家機密なんです。
救助活動といってもハッチとハッチをドッキングさせて
人が移るだけですから作業自体はシンプルですが
人が立ち入れる世界でないためちょっとのミスが大惨事となるでしょうね。
>harley さんnice&コメントありがとうございます!
横浜に彼女さんかされてました?
彼女、最近は走ってられるのですね。
> よーちゃん さんnice&コメントありがとうございます!
元陸自だけあり元気ありすぎでしたww
by JUN (2015-10-25 10:28)